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グローバルなサステナブル・グリーンの推進に向けた Greenway Grid Global 社による PT Virtual Online Exchange社との株式取得契約の締結について

Greenway Grid Global Pte. Ltd.(グリーンウェイ グリッド グローバル)(本社:シンガポール、代表取締役社長;芝 和彦、以下「GGG社」)は、フィンテック技術を持つPT Virtual Online Exchange(ピーティー ヴァーチャル オンライン エクスチェンジ)(本社:インドネシア、CEO;Sara Dhewanto(サラ デワント))と株式取得契約を締結しましたので、お知らせいたします。
 
PT Virtual Online Exchange社は、銀行口座を保有していない顧客への支援を行っている支援団体に対して、顔認証技術を活用した電子決済システムにより、支援金を効率的かつ確実に運用できるソフトウェアサービス(以下商標登録名「duithape (ドゥイトハペ)」)をインドネシアで提供しているスタートアップ企業です。
従来、支援団体が膨大な労力と時間をかけて受取者一人ひとりに支援金を届けていましたが、受取者の顔写真等の情報をduithapeに登録することで、加盟店舗(duithapeエージェント)が顔認証システムにより受取者を特定し、支援団体からの支援金を電子マネーとして使用することが可能になりました。
duithapeの顔認証技術を活用した電子決済システムにより、迅速な支援活動が可能となり、また昨今の環境変化により増加する銀行口座を保有していない顧客に対して、政府を中心とした支援も増加しており、インドネシア国内では当該サービスを活用する団体も増えております。
 
GGG社は、自らが所有するマイクログリッド事業および地方配電事業を展開するフィリピンやカンボジアにおいても銀行口座を保有していないお客さまが多いことから、東南アジアをはじめとする類似課題をduithapeのフィンテック技術等で解決し、持続的な発展に貢献していくと共に、モバイル電子決済プラットフォームを活用した新たな付加価値サービスの創出についても検討してまいります。
 
GGG社は「プロジェクト投資・運営」・「新規事業インキュベーション」・「グローバルリーダー人財育成」を三位一体事業として実施しており、本新規事業インキュベーション投資事業を将来的に参画済のプロジェクトに展開し、またこの取り組みを通じたグローバルリーダー人財の育成事業を展開しています。
GGG社が取り組む事業へ、あらゆる企業の方々にご参画いただき、共に海外のローカル地域などに経済を作り上げ、グローバルなサステナブル・グリーンを推進していきます。
 


PT Virtual Online Exchange社のシステム技術イメージ図

 
 
<参考>
・GGG社は、2018年6月29日にお知らせした、東京電力パワーグリッド株式会社と中部電力株式会社、 ICMG Partners Pte. Ltd.との合弁会社であり、「世界に幸せをもたらす」というビジョンのもと、SDGs(持続可能な開発目標)をコミットします。
・GGG社の戦略は、まず、アジア諸国のマイクログリッド事業や送配電事業等へ参画、その事業をプラットフォームとして活用し、インキュベーション事業や人財育成事業を展開していきます。

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