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【ICMG Corporate Innovation Summit 2019】シンガポール国家主導イノベーションイベントSWITCH/SFFとの共創

【セッション概要】
・開催日時:2019年 11月10日(木) 14:00~17:30 ※シンガポール時間

・開催場所:One&Co Co-working space

・モデレーター:ICMG Singapore

【セッションのポイント】
11/10(日)シンガポールにてSFF×SWITCHとのコラボレーションイベントであるCorporate Innovation Summit 2019 のDAY1をコワーキングスペースOne&Coで開催しました。

「アジアにおけるイノベーションの最前線を体験する」・「地域・顧客の未解決課題を共創型で解決する」・「持続可能な未来(地球・経済・人間)を創り出す」という3つのテーマで、ショートプレゼンテーションとパネルディスカッション、及び参加者との双方向的なやりとりを織り交ぜた形で進行しました。

まず「アジアにおけるイノベーションの最前線を体験する」のセッションでは、ICMGシンガポール ダイレクターの辻より、アジア全体のイノベーションのトレンドや、シンガポールのスタートアップへのフォーカスから、どのようにコーポレートと共創するかというところにフォーカスが移ってきていること、その中でもSDGsというキーワードの中で周辺地域と融合しながら、イノベーションの取り組みが進んできていることに関して、具体的な事例を紹介しながら、シェアさせて頂きました。


続く、「地域・顧客の未解決課題を共創型で解決する」のセッションでは、冒頭にGreen GridGlobal(GGG)の沼尻氏より、GGGが実際に行ったフィリピンでの発電事業やカンボジアでのEモビリティ事業の実験の例をご紹介いただき、実践を通じて得たインサイトを存分にシェアしていただきました。その後、ElectrifyのMartin氏、ADL CapitalのChan Han Meng氏、ICMG Singaporeダイレクターの船橋元に登壇いただき、日本企業のアジアにおける事業投資を軸にパネルディスカッションを行いました。


この後には、活発な双方向的なやりとりが行われ、会場からは、「スタートアップへの投資をするときに、スタートアップのナレッジやネットワークを投資側としてどう会社に根付かせていけばいいのか」という質問がなされ、これに対して「プライベートでローカルの人と交流させるようにしていくべき」という意見や「スタートアップの中に人を派遣して、ノウハウだけではなくて働き方からすべて吸収するようなやり方がいいのではないか」という意見が登壇者から出ました。


イベント後半には、「持続可能な未来(地球・経済・人間)を創り出す」をテーマに、UNDPよりArndt Husar氏、また、Sustainable Living Lab創業者Veerappan Swaminathan氏をお招きし、SDGs×イノベーションの最新のトレンドについて、シェアしていただきました。Arndt Husar氏からは、「今後UNDPとしてSDGsを達成するために、民間の力の活用をどんどん進めていきたい。ここにいるような方々と共にぜひ取り組んでいきたい」というコメントがありました。


Veerappan Swaminathan氏からは、「SDGsの達成に繋がる事業を作るには、現場に行き、課題をきちんと理解することが非常に重要であること、その際にはUNDPのような機関との連携が重要になる」というお話がありました。

終了後には、ネットワーキングの時間も設けられ、各々の企業の中で進めておられる取り組みを互いにシェアするなど大盛況となりました。

ICMG Youtube Channelにて当日の様子を動画にてまとめていますので、是非ご覧ください。
▶️https://www.youtube.com/watch?v=KBY288ofvC8&t=16s

我々ICMGは「世界に戦略的に繋がり、戦略的に共創する」をコンセプトとして、世界にとって本質的に意義のあるイノベーションをリードするパートナーと共に「ICMG Innovation Platform」を運営しています。

「これからの時代はどうなるのか?、これまでの既存事業はどうなるのか?、どのように戦略的に一歩を踏み出せばよいのか?」という問い対して、「Co-Creation セッション」を通じて、メンバーの皆様と共に考えて参ります。

上記セッションの内容詳細や予定についてお知りになりたい方は、[email protected]までご連絡ください。まずはICMG Innovation Platformの資料をお送りいたします。

 

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